地質調査・物理探査・データ解析から土木設計まで、生活環境を豊かに創造する企業、(株)阪神コンサルタンツ
物理探査 -技術紹介-

物理探査

地球は生きています。大地は、さまざまな物理現象を伝えてくれます。阪神コンサルタンツの物理探査では地球に能動的に働きかけ、地球が返してくれる情報を見逃すことなく拾いあげます。また様々な解析技術を駆使し、未知の地盤を解き明かします。大地がもたらす様々な物理現象への深い理解が、やがては、人と地球がやさしく共存できる関係に繋がっていくと私たちは確信します。

阪神コンサルタンツが行う物理探査

物理探査は「地盤内部から発生する物理現象、あるいは地盤内部に人工的に送り込む物理現象、の反応を種々のセンサーを用いて計測し、それを解析することによって地盤内部の状況を知ろうとする技術」を言います。用いる物理現象には地震波(弾性波)、重力、電気、放射能など様々なものが用いられます。

阪神コンサルタンツが行う物理探査は主として次の各項目です。

• 「反射法地震探査」 人工的に発生する微小な地震波（弾性波）を用い、地層境界から反射してくる波を捉える手法が反射法探査です。当社が最も力を入れている分野のひとつです。
• 「VSP探査」 ボーリング孔を利用して立体的な発震点・受震点配置で波動を捉える手法がVSP探査です。当社は最新機器を導入し、短期間・低コストの計測を実現しました。
• 「弾性波トモグラフィ」 地震波(弾性波)の初動走時を利用する方法がトモグラフィ技術です。
• 「地震観測」 自然地震・常時微動を計測し解析することにより，震源や地盤の種々の情報を得ます。
• 「重力・電気探査」 堆積層と基盤岩の密度の違いを利用して，計測された重力値から堆積盆地の基盤構造を推定する方法が重力探査法です。また地中に電気を流しその応答を計測する電気探査法により地盤調査を行います。
• 「物理検層」 大深度ボーリング孔等を利用して直接地層の物性値を計測する手法です。

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