地震動解析技術
■ 地震動解析
地震動解析とは、さまざまな探査によって得られた地下の構造をモデル化し、地震が発生したときの応答解析を行うものです。
大規模地震災害が現実化する中、この地震動解析手法は各方面から注目されています。
下図は京都盆地の北東部で実際に発生した地震を使用して、地震による揺れの伝わり方を3次元シミュレーションした解析結果です。3Dモデリング技術と、これまでに実際に起こった地震波のデータを元にコンピュータ解析をおこなっています。
■ 京都盆地における地震動シミュレーション
発生 | 2000年5月21日 10時42分 |
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マグニチュード | 2000年5月21日 10時42分 |
震央位置 | 北緯35度2分18秒 135度48分36秒 |
深度 | 約13㎞ |
※下図をクリックすると拡大図をご覧いただけます。
地震が発生してから約10秒後までの揺れの伝わり方や、地質構造の急変部で地震波が集中する様子などが解析されています。今後の防災計画の策定に対して有用な情報となります。
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